『母への恩返し』
2013年 10月 14日
どれだけ時間をかけても終わらないこと。
私にとってのそれは、母への恩返しでした。
享年70歳。
2013年10月9日、母が他界しました。
今年1月から容態が急変。
くしくも私が独立のため前職を離れた時期と同じ。
その奇跡的な偶然が私たち母子の最後の時間を作ってくれました。
そして私たちに与えられたこの10ヶ月間という奇跡の時間は、母子の絆をより深めることの出来るかけがえのない時間となりました。
本当に恵まれていました。
本当に幸せでした。
この深い守りのなか、
こんな時間をいただけるなんて。
後悔はありません。
ただ母の死が早すぎたのです。
どれだけ感謝しても感謝しすぎることがないように、母への恩返しもまたこれで終わりってことは決してないのです。
今はなき母に、今後私が出来る唯一の恩返し。
それは、命のかぎり心を震わせ輝いて生きること。
秋の空見上げ、
まだ近くに感じる母の魂に約束を…